札幌ラーメンの王者「麺屋彩未」を再現した商品

今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん」。2018年2月19日にリニューアル発売された商品で、このブログでもリニューアル前の商品を何度かレポしています。「麺屋彩未」は札幌でナンバーワンと言って差し支えないみそラーメンの名店で、連日行列ができる人気店です。もう長いこと札幌ラーメンの王者として君臨しています。有名店「すみれ」出身の店主が「すみれ」から暖簾分けされる形で開店した所謂「純すみ系」のラーメン店で、札幌ラーメンの特徴を踏まえつつも、おろし生姜と山椒が味の大きな特徴となっています。私は歳を重ねて「すみれ」の油の強いラーメンはだんだん受け付けなくなってきていますが、「彩未」はそれに比べて優しい味で、今の自分でもおいしいと感じられます。今まで発売されていたカップ麺も非常に優秀で、スープも麺も再現性がとても高いです。今回の一杯はどんな味に仕上がっているのでしょうか。



商品概要

品名:マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん
メーカー:東洋水産
発売日:2018年2月19日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:4袋(液体スープ・粉末スープ・かやく2袋)
定価:税別240円
取得価格:税込258円(ローソン)

栄養成分表

1食125g(めん70g)あたり
エネルギー:456kcal(めん・かやく304kcal スープ152kcal)
たん白質:13.3g
脂質:15.8g
炭水化物:65.2g
ナトリウム:2.9g(めん・かやく0.9g スープ2.0g)
ビタミンB1:0.24mg
ビタミンB2:0.21mg
カルシウム:175mg



ラード、生姜、みその味それぞれがきちんと存在感のあるお店の再現性の高いスープ

スープは「北海道産の味噌をベースに、野菜の旨味と山椒を利かせた、コクのある味噌味のスープ」で、「オイルにローストガーリックを使用したラードを配合し、調理感をだし」たとのこと。とんこつベースで、濃いながらクセのないみそ味のスープです。ラードの効きが強く、札幌ラーメンらしいラードで野菜を炒めた風味がとても良く出ています。ほのかに香る山椒と共に、生姜の風味がとても強く感じられます。みそやラードも強いので生姜が刺さってくることはなく、やわらかく、力強く効いているのが大きな特徴です。生姜の効果でみそがまろやかに感じられ、今回さらに白みその甘さが強くなったように思います。ラードによる炒めた風味、生姜、みその味それぞれがきちんと存在感のあるスープで、お店の味の再現性はかなり高いです。札幌みそラーメンのカップ麺の中でも最もよくできているスープなんじゃないですかね。

お店の麺に比べて細い麺だが、食感や味はかなり近い

麺は「なめらかな口当たりとコシを合わせ持つ、黄色みの強いノンフライ麺」とのこと。加水の抑えられた中細のノンフライ麺です。お店の中太麺に比べてだいぶ細いですが、食感や色はよく似ています。カップ麺で札幌ラーメンの中太麺を再現するのはとても難しいようで、日清食品の麺は太さを取る代わりに食感が犠牲になっているのに対し、東洋水産の麺は太さを犠牲にして食感を取っている印象で、個人的には東洋水産の麺の方が札幌ラーメンの麺に近いように感じています。お店のスープに比べて少し主張の弱いスープに対し、麺もお店に比べて細く、両者のバランスは非常に良く取れているように感じました。生姜の効いたみそ味スープの中で麺の甘みをしっかり感じられ、お店のラーメンと同じような麺の存在感はお見事です。とても良くできていました。

チャーシューと挽肉の2種類の肉が入っていてボリュームも十分

具は「FDチャーシュー、メンマ、ねぎ、味付挽肉」とのこと。チャーシューと挽肉の2種類の肉が入っています。お店の一杯でも存在感あるチャーシューに加えて野菜と一緒に炒めたと思われる挽肉も入っていて、それをカップ麺でもきちんと再現しています。チャーシューは東洋水産の高価格帯商品でよく見かける、脂のほとんどないしっかりした食感のもの。まったく似てはいないですが、お店のチャーシューも脂は少なめです。メンマやネギもきちんと入っていて、定価税別240円の商品として不足のない具のボリュームです。札幌ラーメンの特徴であるもやしがないのは残念ですが、それ以外はほぼ同じ構成の具だと思います。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★★★☆☆☆(7)
以前から「彩未」のカップ麺はよくできたおいしい商品でしたが、今回みそのまろやかさと生姜の強さが増したことによって、強い味なのに温かみのあるスープに改良され、さらにおいしくなった印象です。強い主張のあるみそやラードと組み合わせるため、それらに隠れて生姜がやわらかく効いているのが大きな特徴で、今回の彩未も文句なく◎でした。相変わらず麺も再現性が高く、具も優秀。非の打ち所のない一杯でした。

スポンサーリンク

 カテゴリ
ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加