今度はシーフード味で「カップヌードルナイス」と「カップヌードルライト」を比較

今回のカップ麺は、今週リニューアルされた日清食品の「カップヌードル ナイス 濃厚! クリーミーシーフード」と、「ナイス」と同じくノンフライ麺を使用している「カップヌードル シーフードヌードル ライト」の比較をしていきます。

ノンフライ麺使用で健康志向という共通点のある「ナイス」と「ライト」。キャラの被る両者をメーカーはどうして併売しているのか、先発の「ライト」を後発の「ナイス」に置き換えれば良いように見えるのになぜそうしないのかが気になり、併売する理由を考える上で両者の違いを知りたくなりました。

そこでまずはしょうゆ味で「ナイス」と「ライト」の比較を行い、「ナイス」はカップヌードルとは別物の味で、健康志向ではあるけどおそらくはカップヌードルの次を見据えた商品であるのに対し、「ライト」はカップヌードルの味に近い薄味で、カップヌードルに寄せつつもより健康を強く意識した商品だとわかり、両者が共存しうる存在であることがわかりました。

そこで今度は「シーフード」での比較を行い、同じ結論が導き出せるか見ていきたいと思います。「ナイス」は「クリーミーシーフード」なので、明らかにカップヌードルの「シーフードヌードル」とは別の味っぽいですが、しょうゆ味の時と同じように比較していきます。



商品概要

品名:カップヌードル ナイス 濃厚! クリーミーシーフード
メーカー:日清食品
発売日:2018年4月16日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:なし
定価:税別180円
取得価格:税込138円(イオン)

品名:カップヌードル シーフードヌードル ライト
メーカー:日清食品
発売日:2009年1月5日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:なし
定価:税別180円
取得価格:税別135円(ドン・キホーテ)

栄養成分表

カップヌードル ナイス 濃厚! クリーミーシーフード
1食56g(めん40g)あたり
エネルギー:176kcal(めん・かやく137kcal スープ39kcal)
たん白質:9.2g
脂質:6.2g
炭水化物:35.1g(糖質19.3g 食物繊維15.8g)
食塩相当量:4.7g(めん・かやく1.5g スープ3.2g)
ビタミンB1:0.11mg
ビタミンB2:0.16mg
カルシウム:84mg

カップヌードル シーフードヌードル ライト
1食57g(めん40g)あたり
エネルギー:198kcal(めん・かやく158kcal スープ40kcal)
たん白質:8.6g
脂質:3.4g
炭水化物:38.5g(糖質28.3g 食物繊維10.2g)
食塩相当量:4.6g(めん・かやく1.6g スープ3.0g)
ビタミンB1:0.80mg
ビタミンB2:0.17mg
カルシウム:93mg

「ナイス」の方がカロリーや糖質が低く、脂質が高いです。また「ライト」が売りにする食物繊維で「ナイス」が上回っているのも「しょうゆ味」と共通しています。栄養成分を見る限りは「ナイス」が優位で、脂質とビタミンB1の値以外に「ライト」に良い点は見出だせません。

調理後画像の比較



カップヌードル ナイス 濃厚! クリーミーシーフード」。「シーフードヌードル」よりも「ミルクシーフード」に近い白濁の強いスープです。また、具がかなり少なく、「シーフードヌードル」のようなボリュームのある具ではありません。個体差の可能性がありますが、前回発売時よりもさらにイカが少なくなっていて。ほんと少ししか入っていません。



こちらは「カップヌードル シーフードヌードル ライト」。しょうゆ味の時と同じく「シーフードヌードル」と種類も量も同じ構成だそうです。「ナイス」よりかなりボリュームがあり、特にイカの量が際立ちます。


スープの比較

・カップヌードル ナイス 濃厚! クリーミーシーフード
シーフードヌードルならではの魚介の味わいはそのままに、クリームシチューのようにクリーミーでコク深く仕上げた濃厚なスープ」とのこと。

・カップヌードル シーフードヌードル ライト
シーフードヌードルの味の特徴を再現しつつ、すっきりとしたライトスープに仕上げ」たとのこと。

同じ「シーフード」なんですが、「ナイス」は味でも「ミルクシーフード」に近く、海鮮の味は香る程度でミルクの濃さが目立っています。「ミルクシーフードヌードル」以上に海鮮が前に出てこず目立っていません。低カロリーで脂質や糖質を抑えた商品とは思えない濃厚感があるのが特徴で、単なる健康志向商品じゃないぞというのがヒシヒシと伝わってきます。一方で「ライト」は基本的には「シーフードヌードル」の味を踏襲したイカ中心の海鮮味で、健康志向商品らしく、味は薄めです。「しょうゆ」で比較した時と同様、「ナイス」は「シーフードヌードル」とは別物の味で、「ライト」は薄味ながらしっかり「シーフードヌードル」の味になっています。

麺の比較

・カップヌードル ナイス 濃厚! クリーミーシーフード
レタス約4個分相当の食物繊維をたっぷりと練り込んだ『カップヌードル ナイス』専用のノンフライ麺」で、「麺のコシと味わいを、さらにカップヌードルに近づけ」たとのこと。

・カップヌードル シーフードヌードル ライト
『ミスト・エアードライ製法』と『オリジナル3層麺製法』により、カップヌードルのおいしさと、低カロリーの両立を実現した、まったく新しいオリジナルめん」で「ノンフライめんでありながらフライめんのような味わいが特徴」とのこと。

ともに中細ヌードルタイプのノンフライ麺なのは共通。食感は、スープを吸ってフニャフニャになりやすい「ナイス」の方が「シーフードヌードル」に近く、「ライト」はそれに比べてだいぶ伸びにくい麺となっています。味は、油揚げ麺っぽい油の風味が香る「ライト」の方が「シーフードヌードル」に多少近いように思います。濃厚感があって少しとろみのある「ナイス」のスープにスープを吸いやすい麺の組み合わせは相性が良く、スープと麺に一体感があります。それに対し「ライト」は、スープの味が薄いため、麺の味が前に出てきてしまうバランスとなっていて、組み合わせとしては「ナイス」に分があるように感じました。

具の比較

・カップヌードル ナイス 濃厚! クリーミーシーフード
たまご、キャベツ、イカ、カニ風味かまぼこ、ネギ」とのこと。

・カップヌードル シーフードヌードル ライト
シーフードヌードルの具材と内容、量とも同じ」で、「カニ風味カマボコ、イカ、たまご、キャベツ、ネギ」の「おなじみの具材」とのこと。

「ナイス」の具は「カップヌードル」としてはボリュームがなく、ちょっと物足りない印象。特に前回発売時にも少なかったイカがさらに少なくなっており、ほとんど存在感がなかったです。しょうゆ味でのエビの存在と同様、「シーフードヌードル」らしさを最も端的に表す具なので、イカの存在感ない=「シーフードヌードル」とは別物の感が強くなってしまいます。一方の「ライト」の具は、「シーフードヌードル」と同じ構成ということで、ボリュームがあって食べ応えがあり、イカもたくさん入っています。こう並べてしまうと、具に「ナイス」の優位性はまったくなく、「ライト」が優秀。個体差かもしれませんが「ナイス」の具が退化してしまっているように見えたのも気になるところでした。

「カップヌードル ナイス 濃厚! クリーミーシーフード」と「カップヌードル シーフードヌードル ライト」の違い

・カップヌードル ナイス 濃厚! クリーミーシーフード
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)

・カップヌードル シーフードヌードル ライト
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)

「しょうゆ」での比較の時と同じく、元祖である「シーフードヌードル」と比べた場合、「ナイス」はスープと具が「シーフードヌードル」とは別物という印象が強く、一方で「ライト」は「シーフードヌードル」を踏襲している部分が多く、正統派の健康志向シーフードヌードルだと感じました。

濃さと低カロリーを両立しているものの大元の「シーフードヌードル」からは遠い「ナイス」と、薄味でカロリーは「ナイス」に比べて高いものの「シーフードヌードル」と味は近い「ライト」という構図になっていることがわかりました。低カロリーで濃厚な「ナイス」に軍配をあげたいところですが、具の退化がどうしても気になり、今回は前回の★5からひとつ落として★4としました。シーフードヌードルの味にこだわりがあるなら「ライト」、特にこだわりがなく、なるべく低カロリーで濃い方が良いなら「ナイス」という使い分けかなと思います。

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