新シリーズ「銘店紀行」の「博多だるま」

今回のカップ麺は、セブンプレミアムの「銘店紀行 博多だるま」。製造は明星食品。「博多だるま」のカップ麺は、今まではセブンの「地域の名店シリーズ」の商品として地域限定で売られていて、このブログで最高評価となる「★9+」を唯一付けたことのある傑作中の傑作でした。今回「地域の名店シリーズ」としては終了し、同時発売の「六角家」とともに、「銘店紀行」シリーズとして再出発するようです。「銘店紀行」は「タテ型ノンフライ麺」でラーメン店の一杯を再現するという括りみたいですね。「地域の名店シリーズ」の「博多だるま」は当初の強烈なとんこつ臭が最近では鳴りを潜め、物足りないものになってしまっていました。また明星食品のとんこつ商品全体としても、とんこつ臭がないものばかりになってきています。そんな中で今回の商品は、どんなスープに仕上げてきているのか非常に気になるところです。最近の明星食品の傾向を見る限りは、「博多だるま」らしいとんこつ臭の強い本格的なとんこつスープは望めないように思いますが、果たしてどうでしょうか。



商品概要

品名:銘店紀行 博多だるま
メーカー:セブンプレミアム(明星食品製造)
発売日:2017年12月18日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:1袋(後入れ特製オイル)
定価:税込213円
取得価格:税込213円(セブンイレブン)

栄養成分表

1食95g(めん65g)あたり
エネルギー:387kcal
たん白質:12.7g
脂質:11.0g
炭水化物:59.2g
ナトリウム:2.7g(めん・かやく2.1g スープ0.6g)
ビタミンB1:0.67mg
ビタミンB2:0.36mg
カルシウム:288mg



「博多だるま」らしいとんこつ臭の強さはなく残念なスープ

スープは「濃厚なポークエキスをふんだんに使用したスープと特製オイルで仕上げるお店のような香りまで再現した濃厚背油豚骨スープ」とのこと。脂分の多いとんこつスープです。豚の濃さが伝わってくるスープで、後入れの「特製オイル」によって、お店の特徴の1つである背脂を再現していますが、お店の再現の割にはちょっと背脂の量は少ないです。最近の明星食品のとんこつ商品としては珍しく、後入れオイルにとんこつ臭が付与されていてうれしかったですが、「博多だるま」としてはかなり物足りない。以前の強力なとんこつ臭が鳴りを潜めた最近の「地域の名店 博多だるま」以上にとんこつ臭を感じない状態で、これを「博多だるま」の再現と言うには無理があります。なんでこうなってしまうのか。タテ型カップ麺のこってりとんこつスープとしてはそれなりによくできているとは感じるものの、以前の「博多だるま」カップ麺のスープを知るがゆえに物足りなさの方が大きかったです。

タテ型カップ麺としてはよくできているストレートで細いノンフライ麺

麺は「『スチームノンフライ・細ストレート製法』を使用した本場の麺を再現した細麺を使用」とのこと。細いストレートノンフライ麺です。さすがにどんぶり型「博多だるま」で使われていた、明星食品お得意の極細ノンフライ麺の粉っぽさ、生っぽさには至りませんが、タテ型カップ麺のノンフライ麺としてはよくできていると感じます。細さと食感できちんと博多ラーメンの麺っぽく仕上がっていました。タテ型で安価になったことを考えれば、ここは妥協できる部分かなと思います。ノンフライ麺なので油揚げ麺のような匂いがなく、スープの味の邪魔をしていないのも良かったです。スープと麺のバランスはとても良かったです。しっかりとんこつラーメンになっていました。

青ネギとキクラゲがたくさん入っていて、硬派なとんこつラーメンらしい具の構成

具は「チャーシュー、ネギ、キクラゲを使用」とのこと。タテ型としては具は結構賑やかで、3種類しかないもののどれもボリュームがありました。青ネギ主体のネギは、青臭さがカップの中でよく映えており、とんこつラーメンらしさに溢れています。またキクラゲもしっかり量があり、コリコリした食感が良かったです。チャーシューは量こそあれど肉感的にはイマイチなタイプでしたが、それでも甘めに付けられた味はスープとの相性良かったです。タテ型でもしっかり硬派なとんこつラーメンを体現していて好感が持てる構成でした。具は文句なく良いと思います。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
今回「銘店紀行」として再出発した「博多だるま」のカップ麺でしたが、スープのとんこつ臭がかなり物足りず、以前のすごかった時のカップ麺の味を知る身として、また実際のお店のスープの味を知る身としては、納得できるデキとは到底言えないスープでした。以前の分厚いとんこつ臭カムバックプリーズ。以前の味を知るなら、今回のスープ飲んで悲しむ人多いのではないかと思います。ただ、一般的なタテ型とんこつカップ麺としてのレベルは高く、とんこつ臭は小さいながらも背脂の効いた濃いスープに加え、タテ型としてはデキの良い細麺、そして青ネギとキクラゲのたくさん入った具は満足できるものでした。カップ麺としてのデキは★5、でも「博多だるま」のスープを再現できているとは言えないためマイナスし、今回の評価としました。「博多だるま」に思い入れがないならばおいしいとんこつカップ麺なのではないかと思います。

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