ご当地ラーメン「麺ニッポン」vs「凄麺」の第4弾は、「博多とんこつ」対決!

今回は、日清食品の「日清麺ニッポン 博多とんこつラーメン」と、ヤマダイの「ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ」を食べ比べます。「日清麺ニッポン」と「ニュータッチ凄麺」のご当地ラーメン対決は今回で4回目となり、今回は「博多とんこつ」での比較になります。凄麺の熟炊きとんこつといえばノンフライとんこつラーメンの中では古豪的な存在で、もう何度もリニューアルが繰り返されてきました。一方の麺ニッポンは昨年9月に新発売され、価格、味の系統、具の構成から、完全に凄麺を意識して開発された商品と思われます。どちらもこのブログではレポ済ですが、改めて食べ比べてみたいと思います。



商品概要

品名:日清麺ニッポン 博多とんこつラーメン
メーカー:日清食品
発売日:2016年9月12日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:3袋(液体スープ・かやく入り粉末スープ・焼豚)
定価:税別220円
取得価格:税込203円(ラルズ)

品名:ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ
メーカー:ヤマダイ
発売日:2016年12月12日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:3袋(後入れ液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく・紅生姜)
定価:税別210円
取得価格:税別198円(卸売スーパー)

栄養成分表

日清麺ニッポン 博多とんこつラーメン
1食99g(めん65g)あたり
エネルギー:357kcal(めん・かやく272kcal スープ85kcal)
たん白質:11.6g
脂質:11.0g
炭水化物:52.9g
ナトリウム:2.4g(めん・かやく0.7g スープ1.7g)
ビタミンB1:0.29mg
ビタミンB2:0.36mg
カルシウム:164mg

ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ
1食105g(めん60g)あたり
エネルギー:350kcal
たん白質:11.9g
脂質:9.5g
炭水化物:54.3g
ナトリウム:3.0g(めん・かやく0.6g スープ2.4g)

両者にそれほど大きな違いは見られません。敢えてあげるなら、麺量が麺ニッポンが5g多いこと、そしてカロリーや脂質から、麺ニッポンがややこってり感が強いかなという予想が立ちます。また、スープの塩分では凄麺が多く、凄麺の味が強そうです。



日清麺ニッポン 博多とんこつラーメン」の麺。カップ麺の中でも最高クラスに細い極細麺が特徴です。実際のお店でも、こんな細い麺はそうそうないのではないでしょうか。



こちらは「ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ」の麺。麺ニッポンに比べるとひと回り太い麺で、白いのが特徴でしょうか。ひと回り太いとは言っても、十分に極細麺の範疇にある、博多麺らしい形状の麺です。



日清麺ニッポン 博多とんこつラーメン」。強い乳白色です。チャーシュー以外に目立っている具は見えませんね。表面の脂の量が凄麺より多いです。



こちらは「ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ」。麺ニッポンに比べるとスープの色が薄めで、チャーシューの他に紅しょうがが添付されています。

スープ

・日清麺ニッポン 博多とんこつラーメン
白濁した濃厚でコク深いとんこつスープ」とのこと。

・ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ
(福岡県の一番食品株式会社と共同開発)豚骨を専用の釜でしっかりと炊き出した風味の強いスープをベースに、従来品よりも濃いめの醤油ダレを合わせた豚骨ラーメンスープ」とのこと。

どちらも正統派のとんこつスープで、ニンニク等の変化球はありません。麺ニッポンのスープは厚みのあるとんこつ感が特徴の濃厚スープに仕上がっており、とんこつ臭も多少ながら感じられます。また豚脂をうまく使い、こってり感もあるスープとなっています。一方の凄麺のスープは、とんこつ感は麺ニッポンに比べて弱く、サラッとしています。こちらもとんこつ臭は少しだけ感じられ、しょうゆだれによってハッキリとした輪郭の味に仕上がっていました。どちらももう少しとんこつ臭や豚脂の風味を強く効かせてもらいたいところですが、それぞれに高い水準にあるスープでした。両者王道的なとんこつスープですが目指す方向性は多少違うようで、麺ニッポンは濃厚系、凄麺は長浜屋のようなあっさり系なのかなと思います。そうだとすれば、麺ニッポンのスープはとんこつらしいクセが足りないように感じました。また凄麺のスープはとんこつ以外の味が強くてとんこつが多少後ろに下がり気味なのではないかと思います。どちらもおいしいので文句というわけではないですが、それぞれの方向性にもっと突き進んでもらいたいですね。スープは引き分けとします。

・日清麺ニッポン 博多とんこつラーメン
しなやかな細ストレート麺」とのこと。

・ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ
博多豚骨ラーメンらしい食感を追及した本格ストレートノンフライ麺」とのこと。

どちらも博多麺らしい極細麺で、比較すると麺ニッポンの麺がひと回り細く、中身が詰まっているような、麺の密度が高い印象です。だからといって凄麺の麺が劣るわけではなく、どちらの麺もお店で出てきそうなクオリティの高い麺となっています。麺ニッポンの麺にはしっかりしたかたさと噛んだ時の粘りがあり、極細ですがどっしりしていて存在感が強いです。濃いめのスープとの相性もバッチリです。凄麺の麺は麺ニッポンに比べて歯切れがよくライトな印象で、こちらもスープとの相性は素晴らしいです。食べ進めていくと当然麺は伸びてきますが、伸びにくさでは麺ニッポンに分があり、時間が経ってもかなり食感を持続します。麺密度の高さが関係しているのでしょうか。麺ニッポンの麺の方が完成度は高そうですが、どちらもきちんと博多麺していておいしいので、麺も引き分けかな。

・日清麺ニッポン 博多とんこつラーメン
チャーシュー、キクラゲ、ネギ、九州産高菜」とのこと。

・ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ
チャーシュー、すりごま、ネギ、キクラゲ」に、「紅生姜」が別添とのこと。

チャーシューはどちらもちょっと小さめのものが1枚入っていて、麺ニッポンはやわらかい食感で肉感のあるもの、凄麺は豚バラっぽい脂身がさしているチャーシューとなっています。これはどちらもおいしいです。また、両者ネギやキクラゲといったとんこつラーメンの基本的な具も押さえているものの、ともにもっとたくさん入っていた方がとんこつラーメンらしく、今回の量では物足りないです。いちばんの違いは、麺ニッポンの高菜と、凄麺の紅しょうが。麺ニッポンの高菜は、味付けがスープに溶け出し、ストレートめな味のとんこつスープにアクセントを加えていて、実際の量以上に高菜が幅を効かせている印象でした。一方の凄麺の紅しょうがは、別添のため取捨は食べる人に委ねられるものの、入れるとやはり紅しょうがの香りがスープの中で強く感じるようになります。この両者は、高菜か紅しょうがどっちにするかという観点で選ぶのも良いかもしれません。具も引き分け。

オススメ度(標準は3です)

・日清麺ニッポン 博多とんこつラーメン
★★★★★☆☆☆☆☆(5)

・ニュータッチ 凄麺 熟炊き博多とんこつ
★★★★★☆☆☆☆☆(5)

麺ニッポンはとんこつの厚みのある濃厚系スープなのに対し、凄麺のスープは比較的軽いとんこつのあっさり系スープという違いがあり、また麺もずっしりしている麺ニッポンに対し、ライトな食べ応えの凄麺で、それぞれに特徴がありました。さらに、具には高菜と紅しょうがという違いもあり、ここも選択のポイントになるかと思います。商品としての完成度はどちらも同じくらいで、きちんとおいしい本格的なとんこつラーメンでなる一方で、どちらもクセはそれほどない味となっています。優劣はつけ難いですが、どちらも特色があって面白かったです。

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