「和ラー」シリーズでも傑作揃いの甲殻類系の系譜にある商品

今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 和ラー 三重 伊勢海老汁風」。前回レポの「秋田 きりたんぽ鍋風」と同じ「和ラー」シリーズの新商品です。最初の「和ラー」で発売された「能登 海老汁風」、第2世代で出ていた「北海道根室 かにの鉄砲汁風」に続く、和ラー甲殻類系の系譜の商品です。そんな系譜をメーカーが認めるかはわかりませんが。このブログではこの甲殻類系の和ラーで高評価が続いていて、能登は★7、根室は★6、当然今回の「三重 伊勢海老風」にも期待が高まります。ただ今回、「伊勢海老」を使っているとはどこにも書いておらず、あくまで伊勢「の」海老汁風ということなんでしょうね。



商品概要

品名:サッポロ一番 和ラー 三重 伊勢海老汁風
メーカー:サンヨー食品
発売日:2017年10月2日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:なし
定価:税別180円
取得価格:税別118円(イオン)

栄養成分表

1食72g(めん58g)あたり
エネルギー:299kcal(めん・かやく248kcal スープ51kcal)
たん白質:6.7g
脂質:9.9g
炭水化物:45.8g
ナトリウム:2.0g(めん・かやく0.7g スープ1.3g)
カルシウム:249mg



今回は今までのスープに比べてみそ味が強くえびがおとなしめ

スープは「えびの豊かなうまみと深みのある味噌のコクが合わさったみそ味」で、「三重で食べられている「伊勢海老汁」の味わいをラーメンスープにアレンジし」たとのこと。みそが強めで、えびの風味がほんのり効いたスープです。「能登」や「北海道根室」の時には、それぞれえびとかにが味の中心で、みそ味がえび(かに)より前に出てこないスープだったんですが、今回はみそがちょっと強めです。それでもえびの風味はきちんと感じられますが、みそが強くなった分だけ相対的におとなしめ。今までの「能登」や「根室」の、わかりやすく甲殻類の際立つバランスの方が魅力的だったように思います。今回のスープも十分おいしくはあるものの、みその強いバランスのスープは「和ラー」らしい繊細さで少し劣っているように感じました。

「高密度製法めん」の生麺食感と油揚げ麺臭の小ささが優秀

麺は「コシがあり、湯のびが少なく密度感のあるなめらかな麺で、生めんにひけをとらない食感」とのこと。「高密度製法めん」という名前の、「和ラー」シリーズオリジナル麺です。油揚げ麺ながら中身の詰まった生麺食感の麺で、油揚げ麺臭も感じられず、油揚げ麺とは思えないとても優れた麺です。今回みそ味の強いスープでしたが、相対的に減退したえびの風味をこの麺はきちんと拾い上げており、スープの味の邪魔をしない素晴らしい麺でした。生麺食感だけではなく、油揚げ麺らしからぬ匂いの小ささもこの麺の大きな売りなのではないかと思います。

ぷりぷり食感の海老団子は相変わらず素晴らしい

具は「海老風味団子とシャキシャキとしたキャベツ、ふわふわとした食感のかき卵、さわやかな風味のねぎを加え、彩りよく仕上げ」たとのこと。「海老風味団子」は「能登」で使われていたものと同じと思われます。魚肉を使った練り物で、カニカマと同じ部類のものですが、ぷりぷりした食感がかなり上質で、まるで本物のえびを使っているかのようです。他社でも同じように海老風味の団子はありますが、デキの良さは「和ラー」ものがちょっと抜けている印象。カニカマも上質なものはかにと見紛う食感がありますが、まさにそれのえび版ですね。一方、かき卵は色合い的には海老団子の赤と相まってとても良かったですが、それほど量は多くなく、存在感は薄かったです。豆腐の存在感も強かった「能登」に比べると、今回は強いのが海老団子のみで少しスケールダウンした印象でした。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
強めのみそ味にえびの風味の効いたスープはなかなかおいしいです。ですが、同じ「和ラー」でえびを使った「能登」や、かにを使った「北海道根室」と比べると、みその味が強く、みそ味とえび(かに)のバランスでは「能登」や「根室」の方が勝っていたように感じました。あっさり系スープで全体的に強い味というわけではないため、みそ味が強くなってしまうと少しバランスが崩れるように感じました。麺は「和ラー」シリーズ共通で素晴らしく、スープとも好相性。「和ラー」らしく一定のレベルはきちんと保てている良品だと思います。次にどんな新味が出てくるのか楽しみです。

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