「麺ニッポン」vs「凄麺」のご当地ラーメン対決、第1ラウンドは「札幌味噌」

今回は、日清食品の「日清麺ニッポン 札幌味噌ラーメン」と、ヤマダイの「ニュータッチ 凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン」を食べ比べます。「日清麺ニッポン」と「凄麺」はともに、ご当地ラーメンの再現を主眼に置いたシリーズで、個人的には、スーパー等で強い「凄麺」シリーズに対し、「日清麺ニッポン」は日清食品が打倒「凄麺」を目標に誕生させたシリーズのように感じています。いつか両者を比較したいと思っていましたが、今回「札幌味噌」のリニューアル時期が両者重なったので、良い機会だと思い食べ比べすることにしました。凄麺は先月の、麺ニッポンは今週のリニューアルとなっています。



商品概要

品名:日清麺ニッポン 札幌味噌ラーメン
メーカー:日清食品
発売日:2017年9月18日
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:4袋(液体スープ・かやく入り粉末スープ・かやく・おろししょうが)
定価:税別220円
取得価格:税込237円(セイコーマート)

品名:ニュータッチ 凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン
メーカー:ヤマダイ
発売日:2017年8月21日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:(後入れ液体スープ・かやく・調理済具材)
定価:税別210円
取得価格:税込224円(セイコーマート)

栄養成分表

日清麺ニッポン 札幌味噌ラーメン
1食128g(めん70g)あたり
エネルギー:487kcal(めん・かやく330kcal スープ157kcal)
たん白質:12.7g
脂質:20.0g
炭水化物:64.0g
ナトリウム:2.7g(めん・かやく0.7g スープ2.0g)
ビタミンB1:0.35mg
ビタミンB2:0.42mg
カルシウム:179mg

ニュータッチ 凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン
1食162g(めん65g)あたり
エネルギー:425kcal
たん白質:10.4g
脂質:15.0g
炭水化物:62.0g
ナトリウム:3.2g(めん・かやく0.3g スープ2.9g)

麺ニッポンの方がだいぶカロリー、脂質が高く、麺ニッポンに札幌ラーメンらしいこってり感が期待できそうです。一方で、凄麺の麺量が少し多く、また、塩分量も多くなっています。凄麺に食べ応え、濃い味が期待できそうです。



日清麺ニッポン 札幌味噌ラーメン」。白みがかったスープの色に、真黄色の麺が特徴です。札幌味噌ラーメンの色味の再現性は高いように見えます。



こちらは「ニュータッチ 凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン」。スープが少し赤みがかっています。麺は麺ニッポンに比べると透明感があって多加水に見えますが、果たして食べてみてどうでしょうか。肉が入っていないのが気になりますが、札幌味噌の大きな特徴と言えるもやしが入っているのは好印象。

スープ

・日清麺ニッポン 札幌味噌ラーメン
北海道醸造味噌を使用し、しょうがとガーリックをラードで炒めたような香ばしさのある濃厚味噌スープ」に、「おろししょうが」が別添とのこと。

・ニュータッチ 凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン
北海道産の味噌に、豚骨スープと香味野菜(にんにく、玉ねぎ、しょうが)の旨みが溶け込んだスープと器に広がるたっぷりのラードが特徴の濃厚味噌ラーメンスープで」、「にんにくの香味をアップしてさらにパンチのあるスープへと改良し」たとのこと。

両者「札幌味噌」を再現した商品ですが、味はだいぶ違います。麺ニッポンはみその味は前に出てこず、ベースの太いとんこつと野菜の炒めた風味が特徴のスープとなっており、それなりに札幌味噌の再現性が高いスープです。ニンニクとガーリックも強めに効いており、特におろししょうがを使用したことにより、しょうがの香りが鮮烈です。ただ全体的には札幌味噌としては迫力不足かなと思います。一方の凄麺は、赤味噌の味が前に出てくるスープで、ニンニクやしょうがの風味は感じられるものの、札幌ラーメンの特徴である炒めた風味はあまり出ていません。とんこつ感もだいぶ弱いですね。再現性としては麺ニッポンにだいぶ遅れを取っているように感じられます。札幌ラーメンのみその味は、こんなに前に出てこないんですよね。再現性が低いからおいしくないというわけではなく、むしろ私好みなのはみその強く出た凄麺の方なのですが、再現性で優位の麺ニッポンがスープでは一枚上と判断します。

・日清麺ニッポン 札幌味噌ラーメン
生めん風の中太縮れ麺」とのこと。

・ニュータッチ 凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン
札幌味噌ラーメンの麺質を再現したシコシコとしたコシのある太麺」とのこと。

どちらも札幌ラーメンを再現した多加水麺なんですが、こちらも両者だいぶ違います。麺ニッポンは、多加水ながらしっとり感のある麺で、質感だけなら札幌ラーメンの麺にだいぶ近いです。反面、縮れがあるのはすごく良いのですが、麺の形状がやや平打ちで角があり、食感としては丸麺の札幌ラーメンからはちょっと遠いです。セブンの「すみれ」の麺と同じ麺なのではないかと思います。一方の凄麺は、ストレートに近い中太ノンフライ麺で、加水は麺ニッポンより強く、硬めの食感が特徴です。札幌ラーメンの麺にあるしっとり感がなく、比べてしまうとだいぶ再現性の低い麺かなと思います。この麺はおそらく他の凄麺シリーズでも使われている麺ですね。スープとの相性はどちらの麺もバッチリですが、再現性の高さから、麺も麺ニッポンが上位と見ます。

・日清麺ニッポン 札幌味噌ラーメン
キャベツ、ミンチ肉、ネギ」とのこと。

・ニュータッチ 凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン
(調理済み具材)もやし、ニンジン(乾燥具材)コーン、ねぎ」とのこと。

麺ニッポンの具は、このシリーズに一貫して言えることですが、価格を考えるとだいぶ貧弱です。かろうじてミンチ肉が入っているものの量は少なく、他に札幌ラーメンの特徴的な要素がありません。カップ麺だと何にでもキャベツを入れますが、札幌ラーメンでキャベツが入っているものってそんな多くないように思います。それに対し凄麺は、こちらは今度は肉がありません。調理済具としてもやしが入っており、これは札幌ラーメンの特徴なのでとても良いと思うのですが、そもそもスープに炒めた風味が少なく、この具にも炒め感はないので、入ってはいても再現性は高くないです。あと、札幌ラーメンのカップ麺にはよく入っているコーンですが、こちらも観光客向けのお店だと入っているものの、有名店のみそラーメンにはコーンってあんまり入っていないんですよね。北海道といえばコーンなので、入れたくなる気持ちはわかるんですけどね。肉がないのはマイナスではあるものの、麺ニッポンに比べると凄麺は具のボリュームでだいぶ勝っており、凄麺の具が上かと思います。

オススメ度(標準は3です)

・日清麺ニッポン 札幌味噌ラーメン
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)

・ニュータッチ 凄麺 札幌濃厚味噌ラーメン
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)

札幌味噌ラーメンとしての再現性が高いのは麺ニッポンで、スープと麺はなかなかの再現性の高さかと思います。凄麺は比べてしまうとそんなに札幌味噌ラーメンを再現できていないです。どちらもそれなりにおいしい一杯ではあるものの、どちらも物足りなさも同時に感じてしまう印象で、札幌味噌ラーメンを食べたくなった時には、私ならどちらの商品も選ばないで他を買うかなと思います。麺ニッポンは劣化版セブンのすみれといった感じで、価格を許せるならば、すみれ食べる方が満足できると思います。両者★4としましたが、再現性、完成度で麺ニッポンの優勢と判断しました。

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