迎え撃つ元祖エースコックに日清麺職人とペヤングが挑むわかめラーメン対決!!

今回は、エースコックの「わかめラーメン ごま・しょうゆ」、日清食品の「日清麺職人 わかめ醤油」、そしてまるか食品の「ペヤング わかめMAXラーメン 醤油」を食べ比べます。エースコックと日清麺職人は今週リニューアルされた新商品なのに対し、わかめMAXラーメンはいつのまにかメーカーサイトからなくなってしまっていて、すでに製造は終了しているようです。元祖であるエースコックは今回のリニューアルでわかめを20%増量させたのに対し、日清麺職人は麺に全粒粉を加えてブラッシュアップしてきました。エースコックが切り開いたわかめラーメンの分野に、まるか食品と日清食品が乗っかる構図で、まるか食品はともかく、日清食品は業界トップとしてそういうやり方はどうなんだろうとちょっと思ってしまいます。しかし、リニューアル前の商品は完成度がかなり高いものでした。食べ比べてみて果たしてどんな違いがあるのか、楽しみです。



商品概要

品名:わかめラーメン ごま・しょうゆ
メーカー:エースコック
発売日:2017年8月21日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:3袋(液体スープ・かやく・スパイス)
定価:税別180円
取得価格:税込97円(イオン)

品名:日清麺職人 わかめ醤油
メーカー:日清食品
発売日:2017年8月21日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:4袋(液体スープ・かやく・スパイス)
定価:税別180円
取得価格:税込149円(イオン)

品名:ペヤング わかめMAXラーメン 醤油
メーカー:まるか食品
発売日:2016年3月7日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:2袋(スープ・かやく)
定価:オープン価格
取得価格:税込155円(爽快ドラッグ)

栄養成分表

わかめラーメン ごま・しょうゆ
1食93g(めん64g)あたり
エネルギー:347kcal(めん・かやく300kcal スープ47kcal)
たん白質:8.5g
脂質:13.7g
糖質:46.0g
食物繊維:3.0g
ナトリウム:2.4g(めん・かやく0.8g スープ1.6g)
ビタミンB1:0.31mg
ビタミンB2:0.26mg
カルシウム:196mg

日清麺職人 わかめ醤油
1食93g(めん65g)あたり
エネルギー:292kcal(めん・かやく276kcal スープ16kcal)
たん白質:7.5g
脂質:4.8g
炭水化物:54.6g
ナトリウム:2.2g(めん・かやく0.6g スープ1.6g)
ビタミンB1:0.28mg
ビタミンB2:0.34mg
カルシウム:165mg

ペヤング わかめMAXラーメン 醤油
1食101g(めん65g)あたり
エネルギー:295kcal
たん白質:10.5g
脂質:2.5g
炭水化物:57.6g
ナトリウム:2.5g(めん・かやく0.9g スープ1.6g)

エースコックのわかめラーメンのみ油揚げ麺を使用、他はノンフライ麺なので、カロリーはエースコックだけ高め。他は200kcal台に抑えられています。塩分使用量は日清食品が最も小さく、まるか食品が最も高いです。このあたり、スープの味の違いとして反映されてきそうな気配ですね。



こちらはエースコックの「わかめラーメン ごま・しょうゆ」。今回わかめ20%増量のリニューアルでしたが、確かに少し多くなっている感じがします。カップ表面を大きく占拠するわかめはこの商品の売りであり、本来ならエースコックは特許的な何かを持って他に作らせないのがベストだったんですけどね。そんな権利を保護できる仕組みなんてないんでしょうけど。



こちらは日清食品の「日清麺職人 わかめ醤油」。佇まいはエースコックととてもよく似ています。かなりエースコックのわかめラーメンを意識して作られた商品であることが窺えます。わかめの量はエースコックと互角ですかね。エースコックに比べるとカットが小さく厚みも薄めなのが違いでしょうか。



こちらはまるか食品の「ペヤング わかめMAXラーメン 醤油」。写真からはわかりづらいと思いますが、わかめの量に関しては圧倒的です。他の2つの商品に比べて1.5倍くらい多そう。そしてカットも大きく分厚いのも特徴的です。また、スープの色がだいぶ濃く、しょうゆが強いのかなという見た目になっています。

・わかめラーメン ごま・しょうゆ
20%増量したどっさりわかめに、香ばしい深煎りごま、メンマ、コーンを入れ」たとのこと。

・日清麺職人 わかめ醤油
すりごま、わかめ、コーン」とのこと。

・ペヤング わかめMAXラーメン 醤油
わかめ・コーン・ネギ・レッドベル」とのこと。

わかめラーメンなのでいつもと順番を変えて具から書いていきます。先ほど書いたように、わかめの量はペヤングが圧倒的です。他の2つも十分多い量なんですが、比較になりません。これだけ違うとだいぶゴージャス感が変わってきますね。3商品ともにコーンが入っていて、甘さがしょうゆ味のスープの中で映えています。エースコックと日清食品には白ゴマが入っています。これは結構味の決め手となる要素で、ゴマの香ばしさとしょうゆ味のスープ、そしてわかめの風味との相性がバツグンです。これ入っていないペヤングはちょっと痛いかな。わかめ入れる以外エースコックの真似をしないという姿勢は評価できます。エースコックのみに入っているのがメンマ。しょうゆ味のスープなのでメンマは非常に相性が良いです。ちょっと少ないのでもっと入っていて欲しかったですが、あるとないでは違います。まるか食品にはレッドベルが入っています。でもこれあんまり意味ないというか、これ入れるならメンマとか白ゴマとか入れてほしいなぁと思ってしまいました。どういう意図で入れたのか、おそらく赤い色を入れたいということですかね。わかめの量はペヤングが大きくリードなものの、白ゴマを入れているエースコックと日清食品、さらにメンマも入るエース。具はエースがややリードか。

スープ

・わかめラーメン ごま・しょうゆ
有機丸大豆醤油を使用し、いりこや鰹などの魚介の旨みを加えたすっきりとした醤油スープで」、「別添スパイスでアクセントをつけることで、飽きのこない味わいに仕上げ」たとのこと。

・日清麺職人 わかめ醤油
すっきりとした醤油ベースのスープ」で、「わかめの風味をきかせ」、「やみつき感をプラスする特製スパイス」が別添とのこと。

・ペヤング わかめMAXラーメン 醤油
わかめと相性の良い醤油味のスープ」で、「醤油はあっさりとした味付けが特徴」とのこと。

スパイスの効いたしょうゆ味のスープという点では3品共通です。「あっさり」と書かれていますが、ペヤングのスープはかなりしょうゆの押し出しが強く、鶏ガラも効いていて、他に比べて強い味になっています。逆に日清麺職人のスープは最もあっさりしており、具のわかめの風味を活かそうとする意図が窺えます。ペヤングは具としてわかめを入れているものの、スープはスープで主張が強くなっており、他2つに比べるとわかめとの調和では一歩劣っているように感じます。そして元祖エースコック。比べてみるとやっぱりこのスープは優秀で、魚介の風味がほんのり効いている上に、わかめとの調和も素晴らしい。そしてスパイス感が一番強いのに、それがわかめの風味を損ねていない。これはだいぶエースコックがリードかなという感じがします。積み上げてきたわかめと寄り添う歴史が物を言う部分なんじゃないかと思います。食べている私が未熟なので、先入観もだいぶ入ってしまっている可能性はありますけどね。

・わかめラーメン ごま・しょうゆ
適度な弾力を持つ、滑らかなめん」とのこと。

・日清麺職人 わかめ醤油
"全粒粉" を練り込み小麦の風味がアップした、3層ノンフライのしなやかな中細ストレート麺」とのこと。

・ペヤング わかめMAXラーメン 醤油
コシのある食感で、弾力が感じられる麺で」、「スープに相性が良く、原料本来の風味が残る小麦粉を採用し」たとのこと。

日清麺職人とペヤングがノンフライ麺なのに対し、エースコックは油揚げ麺。さすが麺職人だけあって、麺の旨さは際立っています。スープを弱くしていることが功を奏し、他に比べて麺の旨さがいっそう引き立っています。これに比べてしまうとペヤングの麺は同じノンフライ麺でも、香りとか、食感とか、いろいろ見劣ってしまいます。いや、この麺も単体で食べるなら、やわらかい食感でおいしいんですが、ちょっと相手が悪い。そもそもペヤングのノンフライ麺って初めて食べた気がするんですが、なるほどパッケージにひっそりと書かれている「製造者:加ト吉水産株式会社」を見て納得。この商品の製造はテーブルマークの商品と同じなんですね。そう考えるとこの麺は納得。かなりホームラン軒っぽい麺です。加ト吉水産は香川県観音寺市の企業ですが、こちら作っているのは群馬工場。カネボウフーズ時代から脈々と受け継がれるカップ麺製造工場ですね。寿がきや食品のノンフライ麺商品の製造元でもあります。ペヤングのまるか食品とは同じ群馬つながりなので、私が気づいていなかっただけで以前から両社には繋がりがあったんでしょうか。本来なら油揚げ麺使って自社で製造する方がペヤングらしさが出て良かったと思うのですが、今後こういう繋がりは増えていくのかもしれないですね。そして唯一の油揚げ麺使用のエースコック。このブログ御覧の皆様は知っていると思いますが、私はノンフライ麺至上主義者で、油揚げ麺商品は不当に?評価を下げるきらいがあります。ただこのわかめラーメンシリーズの場合はちょっと様相が異なり、この前食べたうま辛わかめラーメンのところでも触れましたが、油揚げ麺使用による雑味というか油揚げ麺臭というか、それがわかめの風味とかなり好相性なんですよね。単体で食べるとそれほど感じない油揚げ麺臭は、こうして3つ一緒に食べるとハッキリ感じられてしまうのですが、でもこの商品の場合そこが良い。油揚げ麺使用がマイナスになっていないどころか、旨味として反映されているように感じました。日清麺職人のノンフライ麺のおいしさは絶対的ですが、エースコックの麺はわかめラーメンに関してはこれで良いと思います。麺は日清麺職人がリード、でもエースの麺もスープとよくあっていて拮抗している、そんな感じです。

オススメ度(標準は3です)

・わかめラーメン ごま・しょうゆ
★★★★★★☆☆☆☆(6)

・日清麺職人 わかめ醤油
★★★★★☆☆☆☆☆(5)

・ペヤング わかめMAXラーメン 醤油
★★★★★☆☆☆☆☆(5)

3種のわかめラーメンを比較してきましたが、それぞれに強みがあって面白かったです。圧倒的なわかめの量でインパクトの強いペヤング、絶対的な麺のおいしさとわかめの風味を活かしている日清麺職人、そして伝統の魚介の効いたスープと油揚げ麺を貫いてきたエースコック。これは評価する人によって順番は変わってくるのかと思いますが、私オサーン的にはエースコック>>日清麺職人>ペヤングと評価します。スープの旨さ、そしてわかめとスープの相性がだいぶ他をリードしているように感じました。どれも間違いなくおいしいのですが、エースコックを上位と見ます。そしてわかめMAXラーメンが加ト吉水産(テーブルマーク)製なのにもびっくり!ペヤングらしい企画をテーブルマークが実現しているのはなかなか興味深かったです。

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