日清ラ王と正麺カップの食べ比べ対決ラストを飾るのはとんこつラーメン!

今回は、日清食品の「日清ラ王 濃熟とろ豚骨」と東洋水産の「マルちゃん正麺カップ 濃厚とろ豚骨」を食べ比べます。今まで、日清ラ王と正麺カップを、しょうゆ味、みそ味、しお味、豚骨醤油味、担々麺で比較してきましたが、今回が今のところのラスト、とんこつ味での比較となります。どちらもこのブログでは既食なので、いつもご覧頂いている方なら結末は想像つくかと思いますが、実際食べ比べてみて見えることもあるのではないかと思っています。うちの近所だと、どちらもあまり店頭に置いておらず、北海道でのとんこつラーメンの立場の弱さを感じてしまいます。しょうゆ、みそ、担々麺は比較的どこにでもあるんですよね。パッケージが大きいからそんな何種類も置けないのは理解できますが、私はとんこつラーメンがそれらの味より好きなので、どうしても不遇のとんこつラーメンに悲しみを覚えます。この前福岡に行った時にいくつかスーパーを覗いてみましたが、そのあまりのとんこつラーメンのラインナップの多さに驚愕してしまいました。地域によって店頭に置かれる定番商品の種類って違うもんですね。コンビニでもぜんぜん違うんですよ。福岡でメジャーな商品でも札幌では置いていなかったり、その逆も然りです。さてさて余談が長くなってしまいましたが、早速食べていきたいと思います。



商品概要

品名:日清ラ王 濃熟とろ豚骨
メーカー:日清食品
発売日:2016年9月19日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:4袋(液体スープ・粉末スープ・焼豚・紅生姜)
定価:税別220円
取得価格:税込213円(イオン)

品名:マルちゃん正麺カップ 濃厚とろ豚骨
メーカー:東洋水産
発売日:2016年3月7日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:2袋(液体スープ・粉末スープ・かやく)
定価:税別205円
取得価格:税込210円(ビッグハウス)

栄養成分表

日清ラ王 濃熟とろ豚骨
1食113g(めん65g)あたり
エネルギー:456kcal(めん・かやく306kcal スープ150kcal)
たん白質:13.7g
脂質:19.7g
炭水化物:56.0g
ナトリウム:2.8g(めん・かやく1.0g スープ1.8g)
ビタミンB1:0.29mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:283mg

マルちゃん正麺カップ 濃厚とろ豚骨
1食97g(めん65g)あたり
エネルギー:340kcal(めん・かやく259kcal スープ81kcal)
たん白質:12.6g
脂質:8.2g
炭水化物:54.0g
ナトリウム:2.4g(めん・かやく0.8g スープ1.6g)
ビタミンB1:0.22mg
ビタミンB2:0.25mg
カルシウム:317mg

価格差15円ありますが、とんこつでは他の味と違い、日清ラ王と正麺カップに麺量の差はありません。しかしカロリーには大きな違いがあり、日清ラ王のスープはかなり高いカロリーなのがわかります。脂質もだいぶ日清ラ王が上回り、カロリーの差と合わせてこってり感にだいぶ違いがありそう。塩分量も日清ラ王がだいぶ多いです。



こちらは「日清ラ王 濃熟とろ豚骨」。白いスープに極細の麺で、とんこつラーメンらしい見た目になっています。とんこつラーメン好きとしては食べる前から勝利を確信する佇まいです。大判チャーシューもうれしい。



こちらは「マルちゃん正麺カップ 濃厚とろ豚骨」。比べると明らかに太い麺で、これはあんまりとんこつラーメンらしくないですね。スープの白みも薄い感じがします。ラ王ほどではないけど大きなチャーシューはなかなか。ラ王にはないキクラゲが入っているのがいいですね。

スープ

・日清ラ王 濃熟とろ豚骨
コク深い豚骨エキスをベースに丸鶏のコクとうまみを加え、ガーリックの香りでアクセントを加えた濃厚豚骨スープ」で、「豚の脂がたっぷりのまろやかでクリーミーな味わいが特徴」とのこと。

・マルちゃん正麺カップ 濃厚とろ豚骨
自家製の豚骨だしを使用し、ガーリックなどの香辛料でバランスを調えた、コクのある豚骨スープ」で、「すりごま入り」とのこと。

日清ラ王のスープはとんこつ感をきちんと感じるスープで、とんこつ臭も多少感じられます。一方の正麺カップのスープはとんこつの味はそれほど強くなく、比べると香辛料の味が目立ちます。濃厚さもだいぶ違い、日清ラ王のスープの方がだいぶ押しの強い味になっています。きちんととんこつスープのラ王に対し、正麺カップのとんこつは何を主張したい味なのかよくわからず、だいぶ見劣りしますね。最近の東洋水産のとんこつスープはタテ型商品を中心に以前に比べるとだいぶとんこつ感が前に出たスープになってきているものの、この正麺カップのスープに関しては、まったくそういう感じはしません。スープは日清ラ王の圧勝といったことろでしょう。

・日清ラ王 濃熟とろ豚骨
26番の切刃で切り出した、歯切れの良い食感の3層ストレート極細ノンフライ麺」で、「博多の豚骨ラーメンのような粉っぽさを残してい」るとのこと。

・マルちゃん正麺カップ 濃厚とろ豚骨
生麺のようななめらかな口当たりと粘りのある食感が特長の、少し白く細めの麺」とのこと。

日清ラ王の麺は、極細の博多麺らしさが強く出た麺なのに対し、正麺カップの麺はいつもの正麺の多加水麺を白い色にしてちょっと細くした感じ。説明に細いと書いているので細いんでしょうが、正直、色以外はいつもの正麺の麺と同じ中太多加水麺に感じられます。そしてスープの押しがそれほど強くないため、正麺の麺はスープに比してだいぶ前に出てきてしまっており、バランスが良くないように思えました。日清ラ王は濃いスープに対して極細麺ですが、麺自体の小麦感があって味を主張しているためバランスはかなり良いです。あぁとんこつラーメン食べてるなぁという満足感を味わえます。カップ麺のノンフライ極細麺全体を見渡してもトップレベルではないでしょうか。正麺の麺はとんこつラーメンの麺としてはかなり無理がありますね。店頭で正麺カップのとんこつを選ぶ人は、おそらく本格的なとんこつラーメンを期待しているはずですが、それで出てくるのがこの麺だとかなり厳しい。この麺自体は多加水麺として非常に素晴らしい麺なんですけどね。

・日清ラ王 濃熟とろ豚骨
肉のうまみがぎっしりつまった厚切りチャーシュー、ネギ、炒りゴマ」に、「紅しょうが」が別添とのこと。

・マルちゃん正麺カップ 濃厚とろ豚骨
豚、ねぎ、きくらげ」とのこと。

どちらも大判の乾燥チャーシューが入っていて豪勢ですが、やはり日清の乾燥チャーシューは食べ比べてしまうとすごい肉感なのがわかります。東洋水産のチャーシューは極力脂を排して独自性を出していますが、日清の乾燥チャーシューの素晴らしさが引き立ってしまいます。これは東洋水産が悪いというよりは相手が悪いと言うしかないですね。他社と比べたら東洋水産のチャーシューも十分素晴らしいです。205円の商品でこのチャーシューは本来ならなかなか使えないはずです。日清ラ王にキクラゲが入っていないのはやや気になります。しょうゆラーメンにメンマが絶対欲しいのと同じレベルでキクラゲは必須なレベルだと思っているので、その点ではきちんとキクラゲを入れている正麺カップが上回ります。正麺カップが上回る点はここくらいでしょうか。

オススメ度(標準は3です)

・日清ラ王 濃熟とろ豚骨
★★★★★☆☆☆☆☆(5)

・マルちゃん正麺カップ 濃厚とろ豚骨
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)

ほとんどすべての面で日清ラ王が上回ります。スープのとんこつ感、極細麺、そして大判チャーシュー。日清ラ王を購買する人が求めるであろう、本価格的なとんこつラーメンの姿を裏切らない、素晴らしい商品です。一方の正麺カップは、15円安いことと具にキクラゲが入っていること以外に強みがなさそう。というか、麺が多加水中太麺の時点で、本格的なとんこつラーメンという体をなしていないとさえ言えるのではないでしょうか。価格差15円以上のクオリティの差が歴然としてしまっています。今まで出してきた商品を見ても、東洋水産が極細ノンフライ麺の持ち合わせはどうやらなさそうで、大手他社で極細ノンフライ麺を使っていないのは東洋水産だけです。さすがにこれは無理があります。まだタテ型油揚げ麺商品なら多少の無理は許せるのかもしれませんが、そんなに高くないとは言え、本格的なところが売りの正麺カップではとんこつスープに多加水中太麺はいただけません。早急に極細ノンフライ麺の開発を行ってもらいたいところです。

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