正麺カップ「旨こく豚骨醤油」がすでにありながら敢えて出してきた「濃いめ醤油豚骨」

今回のカップ麺は、東洋水産の「マルちゃん正麺 カップ 濃いめ醤油豚骨」。同じ「正麺カップ」シリーズにはすでに「マルちゃん正麺 カップ 旨こく豚骨醤油」という同じような味の商品があるのに、敢えて今回の商品を出してくるのは大いに自信アリといったところなのでしょうか。東洋水産的には「醤油を強く利かせている味を『醤油豚骨』、豚骨を強く利かせている味わいを『豚骨醤油』」としているとのことなので、今回の商品はしょうゆの強く効いたスープということになります。確かに現行品の「旨こく豚骨醤油」は太いとんこつが特徴的なおいしい一杯でした。東洋水産よりも日清食品に★の数を多く付けがちなこのブログにおいて珍しく、日清ラ王と正麺カップのとんこつしょうゆ味対決において、正麺カップに軍配を上げました。実は私オサーンのお気に入りの一杯であります。

そういうわけなので、今回の「濃いめ醤油豚骨」にも大いに期待したいところですが、「旨こく豚骨醤油」の魅力は太いとんこつで、今回そのとんこつが弱くなることは明らかな商品のため、ちょっと(かなり)不安でもあります。果たしてどんな一杯に仕上がっているのでしょうか。期待半分不安半分で食べてみたいと思います。



商品概要

品名:マルちゃん正麺 カップ 濃いめ醤油豚骨
メーカー:東洋水産
発売日:2017年7月17日(月)
麺種別:ノンフライ麺
かやく・スープ:4袋(液体スープ・後入れ粉末スープ・かやく・焼のり)
定価:205円(税別)
取得価格:税込216円(ローソン)

栄養成分表

1食119g(めん65g)あたり
エネルギー:432kcal(めん・かやく267kcal スープ165kcal)
たん白質:12.9g
脂質:16.1g
炭水化物:58.9g
ナトリウム:3.1g(めん・かやく0.8g スープ2.3g)
ビタミンB1:0.28mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:262mg



主題が何かを感じられない、塩分量が多いスープ

スープは「チキンの旨味と醤油を利かせ、みりんで深みを出した醤油豚骨スープ」で、「自家製豚骨だしを使用」とのこと。とんこつベースのしょうゆ味のスープです。とんこつは前段で書いたとおり弱く、「旨こく豚骨醤油」のような豚骨の存在感はありません。しょうゆの強いスープとのことだったので香りの強いしょうゆを使っているのかと思いきや、しょうゆの香りも強くありません。とんこつしょうゆ味のスープでしょうゆを前に出す場合は香りの強いしょうゆを使う場合が多いのですが、今回まず感じるのは香辛料。東洋水産のスープだとたまにあるんですが、いろいろこだわった結果なぜかこだわっていないようにみえるスパイスが強くなる状況があります。なんでしょう、パッと前に出てくる味がないんですよね。ぼやけた味になってしまっています。何か表現したかったもの、主題があるはずのスープなのに、結果としては何も伝わってこない。そんなスープなのに、塩分量はやたら多く、ナトリウム3g超えは今時の商品では珍しいくらいの塩分量です。ちょっとこれでは押せないですね。

いつもの正麺カップの中太ノンフライ麺

麺は「生麺のようななめらかな口当たりと、粘りのある食感が特長の、透明感ある麺」とのこと。いつもの正麺カップで使われている中太のノンフライ麺です。カップ麺業界最高峰ではないかと思える多加水麺で、強い弾力、コシ、そして生麺感が特徴的な麺です。濃いスープとの相性がバツグンな麺ですが、今回は主題を感じられなかったものの濃いスープだったので、相性は悪くなかったと思います。とんこつしょうゆのスープだともう少し加水は抑えられていた方が良かったようにも思いますが、バランス的にもスープと麺はちょうど良い力関係だったので良かったです。正麺カップは常にこの麺なので、これがこのシリーズのアイデンティティということで良いのではないでしょうか。

「旨こく豚骨醤油」に比べると薄いチャーシュー

焼豚、ねぎ、焼のり2枚」とのこと。チャーシューは高価格帯のものと比べると薄いですが、同じ東洋水産の「麺づくり」シリーズと比べると大きいです。「旨こく豚骨醤油」に使われているチャーシューはもっと厚みがあり豪勢なもので、ここは注意が必要な部分だと思います。カップが大きうえに金色で、ついつい高価格なカップ麺と思ってしまいますが、この商品、定価税別205円なんですよね。そう考えるとのりも2枚入っているし及第点ですかね。のりを使った分、「旨こく豚骨醤油」よりも貧弱な感じになってしまいましたが、価格を考えるとこんなもんかと思えるかと。焼のりが2枚入っているのはうれしいですが、これってむしろとんこつの強い「旨こく豚骨醤油」の方が家系ラーメンっぽくてあっているんじゃないかと思います。

オススメ度(標準は3です)

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
同じ正麺シリーズに「旨こく豚骨醤油」という完成度の高い商品がありながら、同じとんこつしょうゆ系のこの商品を出したにしては、ちょっと物足りない商品でした。「醤油豚骨」はしょうゆの強いスープと謳いながら、そこまでしょうゆの強さを感じなかったのは残念。テーマのはっきりしないスープでした。これがレギュラー商品として正麺シリーズに残ることはまずないかなと思います。定価205円の割にはレベルの高い麺はさすがの正麺シリーズと言ったところでしょうか。

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