「蒙古タンメン中本」は激辛カップ麺の定番商品

今回は、セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」と「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」を食べ比べます。どちらも同じラーメン店「蒙古タンメン中本」のラーメンの再現商品で、製造はどちらも日清食品が担当。「辛旨味噌」がレギュラー商品として通年で購入できるのに対し、「北極ラーメン」は夏の時期の季節商品として7月12日にリニューアル発売されました。この激辛カップ麺2種を比較していこうというのが今回の目的なんですが、「北極ラーメン」の方が辛い!はい結論!となってしまいかねない題目で、辛さだけではなくもうちょっと掘り下げた内容を書きたいなと思っています。やりたいのとやれるのとは別の話なんですけどね。

通年商品である「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」はすでにセブンのカップ麺コーナーの中にあって定番化しており、発売当初は鮮烈な激辛カップ麺として注目を集めました。ただここ数年は、季節商品である「北極ラーメン」の登場により、多少存在感は小さくなっているかなという印象。なにせ「北極ラーメン」の方が数段辛いので、インパクトが強いのは当然です。また季節商品で期間限定であるため、プレミア的な要素もあるものと思われます。そして「北極ラーメン」が季節商品として発売されて数年経ちますが、今も発売される度に話題となっています。人気のある激辛カップ麺の中でも「北極ラーメン」は最も辛い商品の一角とされており、人気実力ともに抜けた存在となっています。

一方で、実店「蒙古タンメン中本」は東京上板橋にある激辛系ラーメンのパイオニアとも言える有名店で、メディアへの露出も多いため、東京近辺に住んでいなくても知っている人は多いのではないでしょうか。そしてこのセブンのカップ麺もまた、カップ麺業界では大変メジャーな商品として、お店の知名度向上にかなり貢献しているものと思われます。実際、お店に行ったことがなくてもカップ麺は食べたことがあるという人は、私含め非常に多いはずです。カップ麺への評価は結構ばらつきがあり、お店の方が断然うまい!という人もいれば、カップ麺の方がおいしいという意見も見られます。どちらかと言うと後者の方が多く見る気がしますが、私がカップ麺寄りな立場にいるから目についてしまうのかもしれません。どちらにせよ良くも悪くもお店の一杯とカップ麺は別物ということになると思います。



上が「北極ラーメン」で下が「辛旨味噌」。ぱっと見で分かる違いは、「北極ラーメン」の赤さと「辛旨味噌」の具の豊富さでしょうか。特に豆腐が目立っていますねぇ。

商品概要

品名:蒙古タンメン中本 北極ラーメン
メーカー:セブンプレミアム(日清食品)
発売日:2017年7月12日(水)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(極辛オイル)
定価:税込213円
取得価格:税別213円(セブンイレブン)

品名:蒙古タンメン中本 辛旨味噌
メーカー:セブンプレミアム(日清食品)
発売日:2016年6月13日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(辛味オイル)
定価:税込204円
取得価格:税込204円(セブンイレブン)

栄養成分表

蒙古タンメン中本 北極ラーメン
1食111g(めん80g)あたり
エネルギー:517kcal(めん・かやく394kcal スープ123kcal)
たん白質:11.1g
脂質:22.9g
炭水化物:66.7g
ナトリウム:2.9g(めん・かやく1.1g スープ1.8g)
ビタミンB1:1.39mg
ビタミンB2:0.31mg
カルシウム:139mg

蒙古タンメン中本 辛旨味噌
1食118g(めん80g)あたり
エネルギー:540kcal(めん・かやく430kcal スープ110kcal)
たん白質:12.3g
脂質:22.3g
炭水化物:72.7g
ナトリウム:2.6g(めん・かやく1.0g スープ1.6g)
ビタミンB1:1.28mg
ビタミンB2:0.31mg
カルシウム:147mg

麺量は両者同じ。スープ単体でのカロリーは「北極ラーメン」が高いですが、全体で見ると「辛旨味噌」の方が高くなっています。豆腐など「辛旨味噌」の具のボリュームが大きいことが影響していそうです。また、どちらもそれなりに塩分の高い商品ですが、「北極ラーメン」の塩分の高さが気になります。辛いスープは塩分量を減らせる利点があるのですが、今回に関しては激辛商品にもかかわらずの塩分量となっています。



こちらは「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」。何より目につくのはとにかく真っ赤なことでしょうか。タテ型カップ麺としては具は少なめで、種類も絞っている感じがします。



こちらは「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」。十分赤いんですが、北極と比べちゃうと常識的な色に収まっているでしょうか。具の豊富さが特徴的で、豆腐、キャベツ、そしてキクラゲが存在を主張、タンメンらしさと中華っぽい感じが出ています。こう見ると同じ「蒙古タンメン」を冠していても両者はぜんぜん違うカップ麺だということがわかりますね。

スープ

・蒙古タンメン中本 北極ラーメン
味噌ベースのスープに大量の唐辛子を使用」し、「激辛スープの中にすりごまを入れ、うま味と風味がアップし」たとのこと。

・蒙古タンメン中本 辛旨味噌
味噌ベースに唐辛子の辛味と野菜のうま味を閉じ込めたスープ」とのこと。

「北極ラーメン」は唐辛子のかなり強い、みそ味のスープ。とにかく辛さが前に出ているスープで、すりゴマの風味は確かに感じるものの、辛さ一辺倒に仕上がっています。そしてかなり濃い味であることも特徴かと思います。それに対し「辛旨味噌」は、辛さは強いものの、野菜由来と思われる甘さがしっかりあり、タンメンらしさが前に出た味となっています。「辛旨味噌」は単体で見ると激辛スープであることは間違いないのですが、比べてしまうとだいぶ優しい味ですね。辛さ一直線の北極に対し、野菜の甘さが際立つ辛旨味噌。両者はだいぶ印象の異なるスープです。

・蒙古タンメン中本 北極ラーメン
ガーリックを練りこんだコシの強い中太ストレート麺」とのこと。

・蒙古タンメン中本 辛旨味噌
麺のコシを上げることで食べ応えが増した太ストレート麺」とのこと。

両者ともに中太ストレートの油揚げ麺です。説明書きではだいぶ違うことが書かれていますが、おそらく両者は同じ麺だと思われます。原材料名表示も両者まったく同じでした。日清食品の「有名店シリーズ」で使われる麺と同等の麺と思われ、ストレート形状で油揚げ麺とは思えない上品さがあります。太めの麺のため麺自体の味は強めに感じられるものの、どちらも辛くて主張の強いスープのため、スープと麺はきちんと良いバランスを保っています。「北極ラーメン」ではスープがやや勝っている感じ、「辛旨味噌」ではスープと麺が同等といったバランスだと思います。

・蒙古タンメン中本 北極ラーメン
ごま、豚肉、もやし、ガーリック、さらに激辛度が増す、赤唐辛子ねぎを加え」たとのこと。

・蒙古タンメン中本 辛旨味噌
キャベツ、豆腐、味付豚肉、人参、キクラゲ。

「辛旨味噌」の方が具はたくさん入っています。キャベツ、豆腐、キクラゲの量が多く、野菜たっぷりのタンメンらしさが出ていますね。ただ辛いだけではなく具に食べ応えがある素晴らしい構成だと思います。一方の「北極ラーメン」は、具の豊富さでは辛旨味噌に劣りますが、辛旨味噌には入っていないもやしと、辛旨味噌より量の多い豚肉はそれなりの量が入っています。そしてガーリックがかなり幅を利かせており、ガーリックの強いスタミナ系ラーメンの様相を呈しているのが大きな特徴でした。激辛であるとともにガーリックの強いガッツリ系の味に仕上がっているのが人気の秘訣と言えるのかもしれません。

オススメ度(標準は3です)

・蒙古タンメン中本 北極ラーメン
★★★★★★★☆☆☆(7)

・蒙古タンメン中本 辛旨味噌
★★★★★★☆☆☆☆(6)

激辛商品として唯一無二なレベルにある「北極ラーメン」は、単に辛いだけではなくガーリックの強く効いたスタミナ系の味であることも大きな特徴です。単に辛いだけではなくおいしさも伴っており、発売される度に盛り上がりを見せるのも頷ける味でした。「辛旨味噌」は北極と比べてしまうと辛さでは分が悪いですが、激辛でありながら野菜の甘さがはっきりと出たタンメンとしてのデキも良く、素晴らしいレベルにある商品なのは間違いないところ。同じベクトル上で「辛旨味噌」の上に「北極ラーメン」があるというよりは、辛さという共通点はあるものの、片やスタミナ系ラーメン、片や野菜の強いタンメンという決定的な違いがあり、それぞれに違う良さがあるように感じられました。どちらも間違いなく満足度の高い商品です。

スポンサーリンク

ブログランキング
  • このエントリーをはてなブックマークに追加