どん兵衛だし天茶うどんは2002年に発売された商品

今回のカップ麺は、日清食品の「日清のどん兵衛 だし天茶うどん」。「日清の黒歴史トリオ」3品のひとつです。「2002年の発売当時、だし、天ぷら、お茶づけを組み合わせた商品コンセプトが伝わらずに売れなかった」とのことですが、確かに「天茶」が天ぷらをのせたお茶漬けというのは一般的にはわかりづらく、商品のコンセプトがボヤけた一面はあるんじゃないかと思います。また、天茶が一般的ではない上に、天茶(てんちゃ)の音は「甜茶」と同じなので、混同して手を出しにくいというのもあったのかなとちょっと思いました。これが「どん兵衛天ぷら茶漬け風」だったなら普通に売れたんじゃないかと思いますがどうでしょうか。



商品概要

品名:日清のどん兵衛 だし天茶うどん
メーカー:日清食品
発売日:2017年7月3日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:2袋(かやく入り粉末スープ・のり天)
定価:税別180円
取得価格:税込127円(イオン)

栄養成分表

1食78g(めん66g)あたり
エネルギー:339kcal(めん・かやく317kcal スープ22kcal)
たん白質:6.8g
脂質:12.9g
炭水化物:48.8g
ナトリウム:2.3g(めん・かやく0.7g スープ1.6g)
ビタミンB1:0.21mg
ビタミンB2:0.26mg
カルシウム:121mg



かつおだしにわさびが香るつゆ

つゆは「かつおだしをベースに、ほうじ茶の香りとわさびの風味でアクセントを加えたつゆ」とのこと。しょうゆは弱めで、だしの強いつゆです。ハッキリとしたかつおだしに、後味でわさびの風味が漂います。ほうじ茶は微かに香りますが、それほど目立ってなかったかな。正直、あんまりお茶漬けな感じはなく、わさびの後味が特徴的なつゆですね。確かに主題がブレているというかハッキリしない感じはしますが、それでもかつおの強い普通においしいつゆでした。天茶という事前情報がなければ、どん兵衛の変わり種としてさらっと受け入れられる味だと思います。発売当時もこれ食べた人は普通においしいと思ったんじゃないですかね。なんだかんだ、どん兵衛なのでそれなりには売れたんだと思いますが、想定通りに売れなかったとするならば、つゆ自体はおいしかったので売り方が悪かったってことになると思います。

ストレートもちもち麺はおそらく2002年当時とは違うもの

麺は「どん兵衛ならではの、もっちりとしたつるみのあるうどん」とのこと。ストレート油揚げ麺のうどんです。発売当時の2002年はこのどん兵衛の麺ではなく、以前のもっと縮れた麺だったと思われます。この麺は油揚げ麺とは思えないストレートでもちもち食感の麺で、この麺を使っているかどうかで全体の印象がまったく変わってしまいます。おそらくこの麺じゃなかった2002年時の商品は今回とだいぶイメージが違う商品だったんだろうなと思います。今回の麺はかつおだしのつゆとよくマッチしており、上品な仕上がりになっていました。

のり天はちょっと噛み切りにくい

具は「のり天ぷら、小えび天ぷら、たまご、ネギ」とのこと。のり天はカップ麺で初めて見ました。よく見るのり天のお菓子みたいなものかと想像しましたが、意外とのりが硬くて噛み切りにくいです。お菓子ののり天みたいにしてしまったら、お湯を入れるとすぐ粉々になってしまいそうなのでできなかったのでしょうか。先入れの具にすることで、天ぷらの味もつゆに染み出させようとする意図だと思いますが、そんな効果があったようには思えなかったので、それならもっとサクサク食感のものを後入れにする方が良かったように感じました。でもそうなると、シュリンクとって蓋開けた時にはすでに粉々なんてことにもなってしまうので難しいのかもしれませんね。量は少なかったですが味的には小えび天の方が効果的で、えびの風味がかつおの強いつゆの中で良いアクセントになっていました。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
これが天茶だとか何も考えずに食べるならば、強いかつおだしのつゆにわさびが後味でほんのりと効いていて、なかなかおいしい一杯だと思います。ただ「だし天茶うどん」として考えるならば、それほど天ぷら茶漬けっぽい味ではなく、また具の天ぷらもそれほど効果的とは感じなかったので、商品企画はちょっと空回りしている印象でした。もっと違う商品名ならば印象もまた変わったのかなと思います。

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