焼そばモッチッチに使われる「真空仕立て麺」とは?

今回のカップ麺は、エースコックの「焼そばモッチッチ」。エースコック久々の大型新商品の登場です。大型と言ってもビッグサイズではないですよw カップの形状はJANJAN焼そばと一緒ですが、「真空仕立て麺」なる新開発の麺が使われていることが大きな特徴のようです。その「真空仕立て麺」とは、「コシと噛みごたえのバランスに加え、多加水麺の技術によるみずみずしさを兼ね備えることで、モチモチとした食感に加え、独自の食感を追求したおいしいめんに仕上げ」たもので、より生麺に近づけた食感が特徴のようです。普段カップ焼そばをあまり食べない人の多くが理由として挙げる、カップ焼そばの麺が生麺とは食感が違う、という課題に向き合った、エースコックなりの答えが詰まった商品となります。なんだかエースコックの気合をかなり感じる商品なので、食べるのが楽しみです。



商品概要

品名:焼そばモッチッチ
メーカー:エースコック
発売日:2017年6月19日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:2袋(焼そばソース・ふりかけ)
定価:税別180円
取得価格:税込184円(セイコーマート)

栄養成分表

1食99g(めん85g)あたり
エネルギー:409kcal
たん白質:8.5g
脂質:12.5g
炭水化物:65.7g
ナトリウム:1.7g
カルシウム:208mg



画像からは読み取りづらいと思いますが、乾麺の状態から明らかに多加水麺であろうことが見てとれる麺です。これ油揚げ麺なんですよね。多加水油揚げ麺だとするとこれは新たな麺種ですね。



「真空仕立て麺」はまるでチルド焼そばの麺!

麺は「まるで家庭で調理した焼そばのような、モチモチとした食感が特長の真空仕立て麺」とのこと。中細の油揚げ麺です。この「真空仕立て麺」、まるでチルド焼そばの麺みたいな食感です。「家庭で調理した焼そば」とはこういうことだったか!多加水麺でありながらしっとりやわらかい食感で、これは新しいというか懐かしいというか。そもそもカップ焼そばの麺は油揚げ麺が多く、ペヤングややきそば弁当のようなやわらかい食感のものから、日清焼そばUFOや明星一平ちゃんのように比較的硬いものまであります。そして数は少ないですが、たまにノンフライ麺の焼そばも販売され、それらは概ね多加水麺ではあるのですが、結構ゴリゴリした食感なんです。それらいずれとも今回の「真空仕立て麺」は異なり、やっぱりいちばん近いのはチルド焼そばの麺。驚くことにこの食感をノンフライ麺ではなく油揚げ麺でやってしまうところがすごい!パッケージにマルちゃんって書いてないか見直してしまいましたよ!(さすがに嘘です) もうこれは、カップ焼そばの焼そば麺としては完成形ってことで良いんじゃないかと思います。これ以上は望むべくもないんじゃないですかね。量とか、太さのバリエーションとか、今後取り組まないといけないことは多いかと思いますが、食感としてはこれが完成形、エースコックの他のカップ焼そばの麺も全部これでいいんじゃないですかね。それくらい抜きん出ています。

真空仕立て麺を引き立てるおとなしめのソース

ソースは「複数の野菜と果実の甘みが楽しめる、鰹の旨みを利かせた、だし香る特製ソースで」、「別添ふりかけの鰹節と紅生姜の風味でアクセントをつけた、クセになる味わい」とのこと。カップ焼そばにありがちな酸味や甘味の強いきつめの味のソースではなくて、かつおの香る優しい味のソースです。今回は麺の存在を際立たせるために敢えておとなしい味にしたのでしょうか。別添ふりかけの紅しょうがもとても控えめです。麺の味を引き立たせるには効果絶大のソースですが、味単体としてはちょっと物足りないですかね。不自然な酸味や甘味は求めませんが、もうちょっと濃い方が家で作る焼きそばっぽいかもしれません。こんなおとなしいソースでも油揚げ麺臭はあまり感じませんでした。

キャベツだけの具はかなり物足りない

具は「シャキシャキとした食感の良いキャベツ」とのこと。キャベツのみです。キャベツはそれなりに量入っていますが、さすがにこれだけだと物足りないですね。せっかくの麺なので、もっと色んなバリエーションがほしいところ。特に家庭の焼そばを再現したとのことなので、それなら家庭で使われそうな豚コマ的な肉はあった方が良いと思います。うちは豚とキャベツだけでしたが、家庭によってはもやしだったりニンジンだったり、もしくは豚肉ではなくてウインナーやハムだったりすぐ場合もありそうですね。

オススメ度(標準は3です)

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
新登場の「真空仕立て麺」は、チルド焼そばの麺を再現した完成度の高いものでした。カップ焼そばの麺の完成形と言っても過言ではないと思います。ソースはその「真空仕立て麺」を引き立てるためか、それほど主張のない味で、これは少し物足りない印象でした。具はキャベツだけで、ソースの物足りなさを含め、見るべきところは麺だけの商品といった感じです。この麺のために新しい「焼そばモッチッチ」というシリーズを立ち上げましたが、機を見てこれは同じカップ型のJANJAN焼そばの麺として使用されるべきで、またJANJANだけではなくエースコックの他のカップ焼そば商品にも採用されていくことが望ましいのではないでしょうか。あとは、「真空仕立て麺」という名称、非常にわかりづらく、何が真空なのかの説明もされていません。開発側本位の名称であり、われわれ消費者は多少置いていかれている印象が残りました。製法ではなくできあがりの麺に対して名称を考える方が良いのかなと思います。「真空」ってなんかかっこいいんですけどね。真空と言えば中村屋の「真空平打ち麺」というのもありますが、同じ製法なんでしょうか。どちらも意味不明なんですが。

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