くじら軒はラーメンブーム火付け役の96年組レジェンドの一角

今回のカップ麺は、サンヨー食品の「サッポロ一番 名店の味 くじら軒 塩ラーメン 今限定魚介だし2倍スープ」。くじら軒のカップ麺はサンヨー食品から定期的に出ていますね。同じくサンヨー食品からカップ麺化されている青葉や、麺屋武蔵と共に、ラーメンブームの火付け役となった1996年開業の通称96年組の一角で、後のラーメン店に大きな影響を与えたお店として知られています。私が東京で暮らし始めたのも96年で、当時は行列がすごすぎて高嶺の花のラーメン店だったと記憶しています。ほんとすごい人気でした。2時間待ちとか普通でした。今でこそ行列に並んでラーメンを食べることは普通のことになりましたが、当時はラーメンを食べるために行列に並ぶという感覚が驚きというか新鮮というか、たぶん行列店の始まり(のひとつ)と言っても良いんでしょうね。

今回は「魚介だし2倍」ということで、果たしてどんな味なのでしょうか。



商品概要

品名:サッポロ一番 名店の味 くじら軒 塩ラーメン 今限定魚介だし2倍スープ
メーカー:サンヨー食品
発売日:2017年5月29日(月)
麺種別:油揚げ麺
かやく・スープ:1袋(特製調味油)
定価:税別205円
取得価格:税込213円(イオン)

栄養成分表

1食96g(めん70g)あたり
エネルギー:430kcal
たん白質:9.9g
脂質:19.0g
炭水化物:54.8g
ナトリウム:2.8g(めん・かやく0.9g スープ1.9g)
ビタミンB1:0.71mg
ビタミンB2:0.59mg
カルシウム:242mg



魚介だし2倍で魚介が引っ張るスープ

スープは「すっきりとした鶏がらのうまみに、かつお節、煮干、昆布のうまみを合わせ」、「今回、魚介だしを2倍(※2008年1月発売品比)にすることで、より魚介のうまみが感じられるスープに仕上げ」たとのこと。なるほど魚介だし2倍は9年半前のものとの比較ですか。ずいぶん古いですな。このブログは2008年よりも前からやっているものの、本格的にカップ麺をガッツリ食べじ始めたのが2008年4月からなので、ギリギリ食べていない!ちょっと悔しいです。確かに魚介だしはくじら軒のスープの印象よりも濃いめです。くじら軒の塩らーめんといえば、鶏と魚介のバランス、そして香味油という印象がありますが、今回は魚介だしが2倍になったことにより、当然ながら魚介がグイグイとスープを引っ張っていました。これはこれでおいしいのですが、くじら軒のイメージとはちょっと違うようにも感じました。

スープの邪魔をしないやわらかい味と食感の油揚げ麺

麺は「麺は滑らかでのど越しがよい黄色みを帯びた細麺で、スープがよく絡み」、「しなやかさがありつつも、しっかりとした食感で食べ応えのある麺」とのこと。中細より少し細いかなと感じる油揚げ麺です。サンヨー食品ではタテ型あっさり系スープの商品でよく使われるタイプの麺で、食感はサッポロ一番塩らーめんの麺に通じるやわらかさです。油揚げ麺ながら油揚げ麺の匂いをあまり感じない、あっさりスープにはうってつけの優秀な麺です。今回のスープは魚介が強いので多少濃厚感はありますが、どちらかと言うとあっさり系なので、この麺はスープの味を引き立たせるためにかなり有効でした。

具は主役級不在ながら賑やか

具は「チャーシューのうまみとメンマのコリコリとした食感が食欲をそそり、ねぎの緑とナルトの紅白の渦潮模様がカップに広がり、どこか懐かしさを感じさせる」とのこと。具は主役級の大物はいないですが、細かい物がたくさん入っています。特に存在感があったのはネギで、結構量が多かったです。メンマは魚介スープとの相性バッチリでした。ナルトはビジュアル的に良かったです。反面、細切れのチャーシューはタテ型でよく使われるハムみたいな食感のやつで、もうちょっと肉感が欲しかったです。

オススメ度(標準は3です)

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
2倍の魚介だしが引っ張るスープはくじら軒の印象とはちょっと違っていたものの、太い魚介はおいしかったです。そしてその魚介スープを邪魔しない麺、賑やかな具と相なり、完成度の高い一杯でした。どうせ魚介を太くするならもうちょっと荒々しさ、風味の強さが欲しかったところですが、それやっちゃうと完全にくじら軒ではなくなってしまいますよね。比較するという意味では魚介を2倍にする前にまずは2008年に出たノーマルバージョンを復活してくれたら、魚介2倍の価値をもっと評価できたのかなと思います。

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